企業はエントリーシートであなたがどれだけ貢献してくれるかを見ていると書きましたが、志望動機では何を見ているのでしょうか?
それは企業が採用したい人材像にあなたがどれだけマッチしているかです。企業は採用するにあたり「こういう人材が欲しい」という人材像を持っており、その人材像になるべく近い人を採用するのです。
より具体的には次のような内容をチェックしています。
企業が志望動機で見るポイント
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あなたが入社して何をしたいか
あなたが企業に貢献するためには、あなたのやりたい事と企業があなたにやって欲しい事が一致している必要があります。
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あなたが入社してどんなことができるか
あなたの経験やスキルが企業にどんな貢献ができるかを見ます。
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どうしてその会社を選んだのか
あなたがどのような価値観で会社を選んでいて、それが会社とマッチしているかを見ます。
企業が志望動機で何を見ているかを踏まえた上で、志望動機に書く内容は次のようになります。
志望動機に書く4つの項目
志望動機(この会社でやりたいこと)
やりたいと思ったきっかけ
この企業を選んだ理由
その会社で自分ができること
次ページ以降で、これら4つの項目の考え方を解説します。
「志望動機に書く4つの項目」を考える前に、志望動機を書く際のポイントを抑えましょう。
志望動機を書くときのポイント
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具体的なエピソードを盛り込む
具体的なエピソードを盛り込むと、より説得力のある志望動機になります。
例えば建築業界に応募する場合、単に「建築に興味があります」と書くだけでなく、建築に対してどのような勉強をしてきたか、
どのような活動をしてきたかを書いてください。興味があると言うだけなら誰でもできますが、具体的なエピソードはあなたにしか書けません。
具体的なエピソードを書くことで、他の応募者との差別化ができるのです。
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企業への熱意を示す
多くの企業が企業が採用基準として「自社への熱意」を重視しています。
また、企業は応募してきた学生に対して業界研究、職種研究や企業研究が足りていないと感じているようです。
しっかりと業界・職種・企業を研究しそれを志望動機の中で表現できれば、それはあなたの熱意として企業側に伝わります。十分に研究してアピールしましょう。